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《すれ違いの果てに》考察と妄想

《すれ違いの果てに》で、テエロの身に起こった事について。
公式を崩さないように色んな可能性を悶々悶々と探っているだけです。
考察と妄想ごっちゃです。例の如く長いです。

▼(最終更新日:2014/06.13)


≪ 確定していること ≫

1、黒の月黒の週5日、テエロが城内廊下を歩くレハトを吹き矢で毒殺しようとするが、ヴァイルがレハトを庇ってしまう。ちなみに右手の甲に刺さる。(本編より)

2、1の直後、ヴァイルは「薬塗ってもらってくる」と言ってその場から去るが、実際には医務室に行かず逃走し姿を晦ます。医務室に行ったのだろうと思ったため、テエロはヴァイルを早急に解毒することができなかった。(質問企画3より)

3、夜にタナッセが怒鳴り込んでくるが、タナッセ好愛35以上の場合は発生しない。発生しない場合はしばらく部屋から出払っていたローニカが戻り、レハトを連れていく。(本編より)

4、ヴァイルの居室には十数人の人間がいた。奥の寝室にいたのはヴァイルの侍従頭、リリアノの近侍、神殿長、医士長、リリアノ、ヴァイルの6人。(本編より)

5、ヴァイルが死亡した場合、テエロ自死の噂が城内に流れる。ヴァイルが生還した場合、テエロは相応の処分を受けることになる。(本編、質問企画3より)

6、生還した場合、ヴァイルは体調を崩したまま篭りに入る。最後の日にローニカが面会許可を取り付けてくれ、再度約束をすることで愛情B、しないと裏切Bになる。裏切Bだとヴァイルは篭り中に死ぬ。(本編より)

---可能性まとめ(他にもあるかも)----
A:ヴァイル死亡→テエロ自死の噂が流れる
  →本当に自死している
  →表向きそう言われているだけで、裏の手により殺されている
  →表向きそう言われているだけで逃亡している
B:ヴァイル生還→テエロは相応の処分を受ける
  →処刑される(神業でタナッセが死罪になるのでおそらく死罪)
  →裏の手により殺される
  →処分を受けず逃亡している
--------------------


≪ なぜヴァイルがその場にいる時に実行したのか ≫
誤射の可能性があるのになぜやったのか。ほんとになんでやったのか!アホか!
かばわれる時の描写からして、ヴァイルはレハトを挟んでテエロの反対側にいたみたいです。なのでおそらくレハトで見えなかったんでしょうね。会話は聞こえるだろ!と思ったのですが、これはそれだけテエロが遠くから狙っていたってことじゃないかなあと。

もしくは決行せざるを得ない状況下にあったのか。
テエロの行動が誰かに勘付かれていた場合、ありそうですね。色んな可能性が!
あとあえてヴァイルの目の前で決行したパターンもありますね。反転憎悪してそう。怖すぎ!!


≪ なぜヴァイルは逃亡したのか ≫
薬塗ってもらってくると言いながらなぜ医務室に行かなかったのか。行けば解毒されただろうに…どっちにしろテエロは処分されるけど。
「虫に刺されたみたい」と嘘をついていることや、ヴァイルの寵愛者という立場・経験上、毒だと察していると思うんですよね。ていうか吹き矢に毒が塗られていないわけがないよね。
毒だとわかっているのに医務室に行かない理由……そのまま死にたかったってことですかね……。約束破棄してるし、生きていればいつかレハトが離れていく日が来ると思ってるわけで。置いていかれるくらいなら…って。ヴァイルの死後にリリアノもそんな感じのこと言うし。

あとはあれですね。テエロの仕業だと気付いていた場合。個人的にはこの説が本命です。
意図的にテエロから身を隠していたんじゃないでしょうか。近しい人物の裏切り(ヴァイルに対する直接的な裏切りではないけどかなり近いものはあるよね)に再び遭ったわけで。テエロだと確信はなかったけど会えば答えが出てしまう、医務室に行けば助かるかもしれないけど、でも……みたいな。その場合、ヴァイルなりにテエロのことを多少は近しく思っていたことになるわけで…まあ7年も関わってればな…はあ…つらすぎ…萌える…。

それにしてもヴァイルは一体どこに行っていたんでしょうね?
上記のどちらにしても、自分の死に場所を選ぶことになると思うんですよね。ヴァイルが死に場所に選びそうな場所と聞くと真っ先に海が思い浮かびますが、ちょっと海は無理ですね。だから毒で死ぬ前に湖に出ようとしてたんじゃないかなと妄想したり…。


≪ テエロは本当に自死なのか ≫
殺害Aで自死の噂が流れますが、《すれ違いの果てに》からエンディングまでの間にテエロが自死する余裕は本当にあるのか。
というのも、リリアノはこの一件がテエロの私情でなく誰かの思惑によるものである可能性も考えると思うんです。そうだった場合は口を割らせなければならないので自死されるわけにはいかない。「寵愛者暗殺に失敗した間者が自死(or逃亡)したため雇い主がわからず」という事態は避けたいはず。まあ雇い主なんていなくてバリバリの私情なんですけどね!
なので自死というのは表向きに流した噂で、本当は裏の人達の手で内々に拘束、動機をハッキリさせた後に始末されたんじゃないでしょうか。

逆に、テエロが自死できる状況はどうやったら作れるかなあ。拘束中になんらかの方法で自害…っていうのは上と大差ないから、拘束されずに自害した可能性を考えたい。あのよくある感じの、部屋を開けたら人が倒れてて「し、死んでる…」みたいな…。

生存の場合は自死せず処分を受けるし、ヴァイルの死を聞くまでは自害しないかな。
拘束されていない=犯人発覚前の前提なので、テエロがどこにいたのかが問題ですね。ヴァイル逃走→急ぎ医務室に行き待つもヴァイル来ない、この流れは確定として。
パッと考えつくのは、ヴァイルが息をひきとる直前のヴァイルの居室かな。奥の寝室にいる6人はわかっているので、いるとすれば手前の部屋にいた十数人の中ですね。犯人が発覚していない場合はここにいると思います。毒物に詳しい上に御典医の一人であるテエロがいないのは不自然なので。一体どんな気持ちでそこにいるんだ…!!
そこでヴァイルの死を聞いた後、自室か医務室あたりに戻って自害? これでも筋は通るけど、殺害Aを見る限りだと葬儀を終えてからの自殺な気もするんだよなあ。葬儀後だとすると数日空きますね。犯行から数日後&ひっそり自害となると、犯人が発覚しなかったんじゃないかな。ヴァイルが生還した場合に犯行発覚が確定するのはテエロの自白によるものだと考えれば一応説明はつくか。

あとは逃亡した可能性もありますね。みっともないぞテエロー!
《すれ違いの果てに》を経た上でテエロが生存するルートは逃亡しかないんですけどね…。
内々に始末、自死、逃亡、どれもおいしいです!本命決められない!
一番可能性が高いのは内々に始末されたパターンだと思います。《すれ違いの果てに》でローニカがレハトの部屋をしばらく出ていた描写がありますから……これやっぱり裏関係のことだと思うんですよね。単にヴァイルを探す人手の一人になってただけかもしれないけど!


≪ まとめ感想 ≫
テエロはアホ。アホ!ほんとアホ!
だいたいですね、あれだけヴァイルを裏切る人間を毛嫌いして、実際ヴァイルを裏切る人間が憎くて憎くて仕方なくてこの吹き矢事件も起こしておいてですね、自分がその裏切り者になってどうすんだよー!!寵愛者の暗殺なんて実行した時点でアウトなのに、ヴァイルのそばから離れることになるのに!
衛士の件でもそうでしたけど、テエロは基本的にヴァイルの気持ちを慮りませんね。少しは考えてくれてもいいのにね。まあでもヴァイルの気持ちを考えて勝手に復讐してるわけじゃなくて、単に自分が憎く思うから実行してるだけっぽいんで無理か。なんて自分勝手な野郎なんだ…!そういう所に萌えてしまうんですけどね。有能で冷静で生意気な人間が私情で暴走するギャップよ…。

しかし誤射後、すぐに医務室に退却→しかし待てども待てどもヴァイルが来ないってこれ焦るよな~……個人的には盛大に動揺して欲しいです。廊下から医務室までダッシュ→医務室に駆け込んでその辺の棚とかにぶつかって倒しちゃったり、他の医士達がテエロの様子に驚いてたりして欲しい。それで犯人が即バレして欲しい。というか冷静に振舞えてたとしたら怖すぎる…それはそれでテエロらしい気もするけど。お前の血は何色だ!


いやあ《すれ違いの果てに》は色んな可能性が詰まってますね。
個人的に護衛トッズがテエロの行動に勘付いてたパターンが熱いです。レハトを殺そうとしたテエロ憎しで吹き矢を奪ってヴァイルを狙う感じの……廊下でレハトとヴァイルが会うよう仕向けてたり、わざと気配を漏らしてヴァイルにかばわせたり…してたら熱いなって…!妄想のしすぎですね。

また何か考え付いたら加筆修正するつもりです。
テエロよ永遠なれ


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